本ブログで、この投稿記事のひとつ前の投稿記事、「村上春樹氏、エルサレム賞受賞スピーチで」において、池田信夫氏のブログの投稿記事からの引用を多用して、村上春樹氏のことを御紹介しました。
その同じ投稿記事である「池田信夫 blog::壁と卵」の最後のセンテンスで以下のようなことが記述されていましたよ。
彼(村上春樹氏のこと)の小説はデビュー作が「群像」に載ったときからすべて読んでいるが、このスピーチは彼の最高傑作だ。よくやったよ、君は日本人の誇りだ。
これって、単純に池田氏が村上春樹氏を絶賛しているということですよね!?まさか「読んではいけない」書籍だから、全て読んでいるなんていうことはありませんよね・・・
そう言えば・・・
最近私がはまっている内田樹氏・・・以前(と言ってもかなり前の2004年09月21日になりますが)、投稿記事「内田樹の研究室::邪神の午後」で以下のような記述をしています。
私の「五大文学アイドル」というのは村上春樹、村上龍、高橋源一郎、矢作俊彦、橋本治なのである。
つまり、内田樹氏も村上春樹氏のファンということになりますよね。両極端に位置するお二方と思われますが、「村上春樹ファン」というところでは共通点、ということになる!?これは、ちょっとした発見でしたが、どうしてそこまで村上氏が良いのでしょうか・・・
とっても薄っぺらな人生を送っている「浅知恵」のコンサルタントである私は、これまでに村上氏の書籍を読んだことが無い・・・
人間観察
内田樹, 村上春樹, 村上龍, 橋本治, 池田信夫, 矢作俊彦, 高橋源一郎
本日の内田樹氏のブログで公開された投稿記事、「内田樹の研究室::バリ島にて」がとにかく気になるので、覚書としてちょっと引用しておきます(って、まるで自分だけのためですが・・・)何が気になるって、どうやらカール・マルクスに関して、何やら試行錯誤!?をしながら「書き物」をしているようです。
バリ島のホテルの一室で、朝から(中略)次々と原稿を書き飛ばしている。「マルクス書簡その 2」(これは石川 “ワルモノ” 康宏先生との往復書簡。「高校生にマルクスを読んでもらおう」というたいへん教化的な企画である)。「共産党宣言」から「資本論」まで、一冊ずつブックガイドをして、高校生に(中学生あるいは大学生でも可)「マルクス、読みたい」と思わせようというねらいである。石川先生がマルクスの思想や文献の解題といった「学問的パート」を担当し、私がマルクスの文章のどこが「かっこいい」かを論じる「文学的パート」を担当する。
往復書簡という形式は、内田樹氏と平川克美氏の「東京ファイティングキッズ」という書籍として既に世に出ていて、私も既に読了して、内田氏にとってはこれが初めての試みではないので、今から期待大!ブログは続きます。
マルクスは「かっこいい」ということを指摘する人はあまりいないが、古今東西どんなテクストであれ、100年読み継がれる名作というのは、だいたい5頁おきに「決めのフレーズ」が満載されている本と相場が決まっている。かたわらにノートを置いて「名言集」を書き出したくなる、というのが「100年リーダブルな名作」の条件である。
(中略)
マルクスは掛け値なしの天才であり、その天才性は「自分がどうしてこんなにすらすらものごとを解明できるのか、自分でもよくわからない」という「あれよあれよ」感のうちににじみ出すのである。私の仕事はそのマルクス自身のエクリチュールの絶頂感をひたすら追い求め、読者にも追体験していただくことである。マルクス主義の「コンテンツ」の意義や有用性についてはワルモノ先生に丸投げして、私は「快楽方面」にだけ特化、というたいへん美味しい企画なのでる。
「100年読み継がれる名作」というものを定義!?して、「名言集」が作成できるほどカール・マルクスは読みがいがある、ということを主張していますよね。私の解釈が間違っていなければですけど。
更に、内田氏がカール・マルクスを「掛け値なしの天才」と評価する理由が垣間見ることができそうですね。この御時世、カール・マルクスは勉強してみたいと考えていましたから、本当に素晴らしいタイミングで嬉しい限りです・・・と言いつつ、いったいいつ出版されるのかがとっても気になるんですけど。
雑学
カール・マルクス, 内田樹
また脳科学の書籍を読みたくなって・・・本ブログの投稿記事、「大学入試「現代文頻出著者」ランキング」でリストされていた茂木健一郎著「脳と仮想」(新潮文庫:2007年4月)
を読み始めました。最近では、本当に良くテレビ番組に登場している茂木氏ですよね。知らない方はいらっしゃらないでしょう!?
これまでにも、何冊かは茂木氏の書籍は読了しているのですが、その文体のせいか、はたまたその内容の展開のせいか、原因は解らないのですが、どうも私にとっては「つまらない」書籍のように感じてしまっていたのですが・・・
ところが、今回の「脳と仮想」は違いました!とっても読み応えがある・・・これが多分「本物」の茂木氏の形なのかな、と感心ししてしまった!(今更なんですよね~)まっ、読後感は別の投稿記事にしようと思いますが。
さて、この「脳と仮想」という書籍、2005年の「小林秀雄賞」を受賞しているというのです。全く文学賞には興味のない私なのですが、やたらと書籍前半で小林秀雄氏の講演での心の変化を強調している茂木氏なので、気になって「文学賞」を調べてみました・・・これまでは、「文学賞とは、何やら自分が入り込めない未知の世界を描く変わり者達への賛辞」としか解釈していなかったので、この「小林秀雄賞」ってのはちょっと興味があった。
ということで、早速「ウィキペディア::文学賞」を調べてみると・・・
文学賞(ぶんがくしょう)とは、優れた文学作品に対し与えられる賞の総称である。文学賞の中には、新聞・雑誌・単行本などによって発表済みの作品に与えられる賞と、未発表の作品を公募してそれに与えられる賞(公募新人賞)がある。また、特に小中学生や幼児向け児童書(童話・絵本など)を対象としている場合、児童文学賞と称することがある。
ふ~ん・・・とにかく、調べてみるとその文学賞の多さに圧倒されました。文學界新人賞、群像新人文学賞、オール讀物新人賞、江戸川乱歩賞、メフィスト賞、「このミステリーがすごい!」大賞、ポプラ社小説大賞、芥川賞、三島由紀夫賞、野間文芸新人賞、山本周五郎賞、直木賞、谷崎潤一郎賞、読売文学賞、野間文芸賞、吉川英治文学賞、日本推理作家協会賞、日本ミステリー文学大賞、星雲賞、日本SF大賞、大江健三郎賞、小松左京賞・・・さらに続きますよ。(もう止めときます!)
そして、「小説以外を対象とした文学賞として、評論やエッセイなどを対象とした小林秀雄賞」との解説があります。なるほど、小説意外なんですね。更に、「小林秀雄賞」のサイトを読んでみると、結構最近設立された文学賞のようで、以下のような解説がありました。引用は、「賞規定::小林秀雄賞::新潮社」からです。
小林秀雄賞は平成14年、わが国近代批評の創始者、小林秀雄氏の生誕100年を記念して創設されました。文学、歴史、哲学、芸術、科学と、多岐にわたった氏の遺業に鑑みて、選考対象は日本語による言語表現作品一般とし、自由な精神と柔軟な知性に基づいて新しい世界像を呈示した作品一篇に贈呈されます(ただし、小説・戯曲・詩歌等のフィクションは除きます)。選考は毎年1回、8月に行います。各年7月1日から翌年6月30日までを対象期間とし、この期間内に発表・発行された作品を選考対象とします。
なるほど、なるほど!更に、これまでの受賞者の中に、茂木健一郎氏をはじめ、内田樹氏や岩井克人氏もいらっしゃる!ということで、2002年から始まった「小林秀雄賞」の作品をリストしておこうっと。
上記リストは、同じタイトルにおける出版においては、最新版のものをリストしています。例えば、単行本で出版したものが文庫本になったり、出版社が変更になったりといった場合、最新のものをリストしましたので、受賞年との違いがありますので御了解下さいね。
書籍リスト, 知識
中沢新一, 佐野洋子, 内田樹, 吉本隆明, 多田富雄, 小林秀雄, 岩井克人, 斎藤美奈子, 橋本治, 茂木健一郎, 荒川洋治

本ブログでも、内田樹氏にはまっていることは記述してきましたが、公開した投稿記事、「内田樹氏はやっぱり面白い!」でご紹介した内田樹著「知に働けば蔵が建つ」(文春文庫:2008年11月)
の「希望格差社会」という見出しでのエッセイに掲載されていた諏訪哲二[1]著「オレ様化する子どもたち」(中公新書ラクレ:2005年3月)
を読了。
この本の内容は、結構深刻ですね・・・凶悪犯罪の低年齢化が進んでいるのは、誰でもが認めるところですが、これまでは学校や家庭といった子供を取り巻く環境に対して原因を探ろうという傾向がありましたが、この新書は「子どもそのものが変わってきた・・・」と、あくまでも教育現場の方から子どもを観察している。そういう観点では、これまでは誰も触れたことがなかったのでは!?1980年頃から、いわゆるそれまでの子どもが、「オレ様化」してきたと主張しているんです。
子ども(生徒)のありようが大きく変わった。一言で言えば、主体的・自立的になったとも言えるが、残念ながら教師たちが長いこと望んでいた社会的自立につながるようなものではなかった。(中略)昔の生徒と違ってきた。子ども(生徒)が「オレ様化」しはじめたのである。子ども(生徒)たちが「学ぼうとしなくなり」「自分を変えようとしなくなった」。修業をして一人前のおとなになろうとしなくなった。(p.10)
上記の記述・・・なんと最近の若いコンサルタントにも当てはまる・・・私は、ここ数年のコンサルタントを志望する大学や大学院の卒業する予定の学生の採用を見送ってきました。コンサルタントとして、強い自己主張するのは良いのですが、そういうコンサルタントに限って、「学ぼうとしなくなり」「自分を変えようとしなくなった」と感じるようになってきた!まさに「オレ様化」してきた!?
以前、若いコンサルタントは、いろいろなことを自ら学んでいたような気がします。ベテランコンサルタントが指摘する「問題点」をどうやって解決するかを必死で考え、新たな知識を吸収するために、本当に四苦八苦していたような気がするのですが。最近は、そうした骨太のコンサルタントがいなくなった感じがしていましたから、ちょっと深刻な状況なのかもしれません・・・
脚注:[1]
諏訪哲二(スワテツジ)
1941年千葉県生まれ。「プロ教師の会」代表。東京教育大学文学部卒業。埼玉県立川越女子高校教諭を01年3月に定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【追記:2009年01月24日】
内田樹氏のブログでも、本書に関する記述がありますね。投稿記事は、「内田樹の研究室 2006::オレ様化する子どもたち」で、特に以下の一文はメモしとこ!
すべての頁に私は「おおお」と赤鉛筆で線をひいてしまったが、いちばんたいせつと思われる箇所を最後にひとつだけ引用しておく。
私たちは、生活のすみからすみまでお金が入り込んでいる生活を、初めて経験している。朝から夜まで「情報メディア」から情報が入ってくる生活も初めてである。お金がお金を生み出す経済の運動のなかに完全にまきこまれている。子どもたちが早くから「自立」(一人前)の感覚を身につけるのも、そういう経済のサイクルに入り込み、「消費主体」としての確信をもつからであろう。子どもたちは今や経済システムから直接メッセージを受け取っている(教育されている)。学校が「近代」を教えようとして「生活主体」や「労働主体」としての自立を説くまえに、すでに子どもたちは立派な「消費主体」としての自己を確立している。すでに経済的な主体であるのに、学校に入って、教育の「客体」にされることは、子どもたちにとっては、まったく不本意なことであろう。」(p.221 – 222)
子供がこの先幸福に生きて行くためには、「教育の客体」という立場をあえて引き受けて「生活主体」「労働主体」としての自己形成をたどることが不可欠であると考える親たちがいる。そのような親たちの子どもは「学び」に向かうだろう。一方、そのような文化資本を持たない家庭の子どもは「学び」から逃走するだろう。諏訪さんはそう予測している。
親の教養の差、文化力の差、人間についての洞察の深さの差。そのようなものを「前期消費社会」は資産にカウントする習慣がなかったが、私たちが踏み入りつつある「後期消費社会」においては、それが階層分化の決定的なファクターになる可能性があるという諏訪さんの仮説は私にはとても刺激的なものであった。
内田氏も「赤線」を引くんだな・・・って、ちょっと着目点が違うかな。ただ、上記で引用されてい文面は、私も線を引いていたので、ちょっと安心しました(というか、着目点は同じだな、とちょっと感動!)。
コンサルタント, 書籍読後感, 知識
内田樹, 格差社会, 諏訪哲二

内田樹氏がそのブログの投稿記事、「内田樹の研究室 2006::希望格差社会」で「若者である方たちと「元若者」になりつつある不安定就労者のみなさんに熟読して欲しい」と主張している山田昌弘[1]著「希望格差社会」(ちくま文庫:2007年3月)
に興味があって、早速!?読み始めました。って、ちょっと遅いか!?
本ブログの投稿記事、「現代が分かる10テーマ」でも紹介しましたが、「格差社会」は現代を知るためのキーワードです(と、書いてあった!)。文庫本ということもあって、気楽な気持ちで読み始めましたが、ちょっと待った~といった感覚。とにかく覚悟して読んでいかないと、私のような凡人には、内容を読み間違えてしまう・・・本のあっちこっちに出てくる統計数値には、まさに説得力のある説明の裏付けになっています。
本投稿記事で、統計的な数字を説明することは避けますが、それにしても、これまでに誰もが感じていたけど、実際には口にださなっかたような事項を平気で記述している!例えば、一流大学を卒業して、一流企業に勤めれば、生涯安定した収入が獲得できて、その子供も安定した教育が受けれた時代、といった内容ことを記述しています。誰もが認めたくはなかったはずですが、暗黙のうちにそうした事実は起きていたわけです。著者は、それが良かった、とは言っていませんけど・・・
それが、1990年の前後から、いわゆる「勝ち組」と「負け組」が明確になってきて、以前のような構造(一流大学卒業して、一流企業に就職すれば・・・といった構造)が崩れ始めた、と主張しています。実力で評価される時代、そんな時代がやってきた!
以前は、失敗しても企業やそれに匹敵する団体等が個人を守ってくれたはずが、実力の世界に変遷していく過程で、「自己責任」ということで、周囲が守ら無くなってきている・・・まさに、「な~るほど・・・」と感心させられる。
私個人、一流大学を卒業して、一流企業に勤めて、一生安定した収入、といった方法が嫌で、コンサルタントという職業を選定し、更にはアメリカの「実力主義」の世界へ自ら乗り込んでいった、という経歴があるだけに、この「格差社会」に関する文庫は、かなり興味深く読み進めています。
この世界恐慌の最中、派遣労働の問題や外国労働者の問題等、かなり切羽詰まった話題が多い中、この文庫本は、まさに必読の一冊といった感じです。
脚注:[1]
山田昌弘(ヤマダマサヒロ)
1957年東京都生まれ。1986年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京学芸大学教育学部教授。専門は家族社会学・感情社会学。内閣府国民生活審議会委員、東京都児童福祉審議会委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
トレンド
内田樹, 山田昌弘, 格差社会

以前から購入してあった平川克美[1]著「ビジネスに「戦略」なんていらない」(洋泉社新書:2008年6月)
を読み始めました。最近は、ビジネス書を読もうといった気力がなくて(内容的に面白くない、というのが本音ですが・・・)、仕事に活かそうとしての読書よりも、自己啓発のためや知識のための読書が多くなっていますから、久し振りのビジネス書・・・ただ、平川克美氏は、確かにビジネスマンですが、もともと内田樹氏の親友と知って興味が湧いてきただけなんですよね。
新書のタイトルも刺激的ではありませんか?アメリカ在住の時に、知人のコンサルタントが、「I hate the word of “strategy,” because it was used in the war.」と主張していたことがあって、ビジネスで利用すべきではないとか。平川氏も表面上は全く同じ理由で、ビジネスにおいて、戦争で利用される「戦略」といった」概念を利用すべきではない、というものです。
しかし、この平川氏は、それだけに留まりません。ビジネスそのものを再考し、持論を大いに展開しています。特に序盤で展開される「会社の哲学」に対する考え方は、是非ともコンサルタントが知っておくといいのではないでしょうか、と思うのですが、意外とやり手の、しかも若いコンサルタントには受け入れがたい考え方かもしれませんね。
ちょっと目次をリストしておきましょう。
- 序章 わたしがビジネスを戦争のアナロジーで語らない理由
- 第1章 ビジネスと言葉づかい―戦略論を見直すために
- 第2章 ビジネスと面白がる精神―会社とは何か
- 第3章 見えない資産としての組織―組織とは何か
- 第4章 プロセスからの発想―仕事におけるゴール、プロセスとは何か
- 第5章 モチベーションの構造―人が働く本当の理由
- 第6章 一回半ひねりのコミュニケーション―なぜ、「なぜ働くのか」と問うのか
- 第7章 それは何に対して支払われたのか―評価とは何か
- 第8章 攻略しないという方法―新しいビジネスの哲学として
- 付章 内田樹君とのビジネスをめぐるダイアローグ
付章に関しては、ちょろっと掲載するよりは、もっととことん内田氏とのやり取りをして頂いて、内容をを掲載して欲しかったのですが、とっても残念ですね。それ以外の章は、全てじっくりと読み解いていきたい感じがしますが。
残念ながら、私もコンサルタントとしてクライアントに接する時には、利益をどうやって最大化するのかを徹底的に探します。コンサルタントの仕事しては、それで良いのかな!?ただ、私の場合、「サラリーマン」ですから、所属する会社の哲学は知りたいですよね。私個人としては、コンサルタント業に対する哲学は持っていると信じていますが。
ただ、「哲学」が何かがいま一つ理解していない・・・
この新書、通常の「ビジネス書」とちょっと違った趣向があり、コンサルタントしても読了しておくのが良いかも。ちょっと新しい考え方を与えてくれると思いますよ。こうした内容の書籍をもっと読みたいな・・・
脚注:[1]
平川克美(ヒラカワカツミ)
1950年東京生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科卒。77年、外国語翻訳サービス、日米IT関連企業へのローカライズサービスを提供するアーバン・トランスレーションを設立。99年、アメリカ・サンノゼ市にビジネスサポート、インキュベーションを主業務とするBusiness Caf’e, Inc.を設立。2000年、ビジネスカフェジャパンを設立、現在、同社社長。01年、リナックスカフェを設立し、現在、同社社長。07年、ラジオカフェの創業に携わり、同社取締役プロデューサーとしてラジオパーソナリティを兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
書籍読後感
企業戦略, 内田樹, 平川克美

2008年も残り数時間ですね。毎年、大掃除、とまではいかずとも、多少は1年間の整理をしますが、今年は年中からいろいろと資料の整理を実施していたので、例年のような紙屑の山はなかったな・・・と、ちょっと自慢!
さて、そうした中、ダカーポ「今年最高の本(2008)」(マガジンハウス:2008年12月)
を購入。パラパラとめくっていました。いろいろな角度で、ビジネスに限らず(というか、ビジネスの特集は、ちょっとお粗末かな・・・)本のリストがあって、それなりに楽しめます。漫画や写真集といった本もリストされていて、まったく興味のない分野でも、この一冊で「2008年を振り返る」ことができる!?なんて大袈裟かな。
私個人としては、特に「現代が分かる10テーマ100冊」というのがとっても気になった!
では、その10テーマとは・・・
- 格差社会:日本の格差問題は、すでに貧困問題になってしまった
- 国際政治:国際政治の文法を理解せず、アメリカに追随する日本の危機
- 異常犯罪:テクノロジーの進歩に依存しすぎて居場所を失ってしまう犯罪病理
- 中国問題:五輪で見えた中国の国内事情、民族問題、環境問題、そして経済は
- 環境:世界の専門家の共通認識、「地球温暖化は確実に進んでいる」
- 大恐慌:アメリカ型ビジネスの崩壊で世界同時不況は起きた
- ネット社会:中高年のインターネット利用が増加し情報通信ツールとして生活に定着
- 篤姫と歴史ブーム:NHK大河ドラマは、直江兼続の「愛・慈しみ」の政治がテーマ
- ノーベル賞と科学ブーム:2008年、自然科学界の3大トピックス、ノーベル賞、環境サミット、食品汚染
- 古典復活:「軽薄・短小」が終わり、「真剣・まじめ・シリアス」の始まり
上記のそれぞれのテーマに対して10冊ずつの本をリストしていますので、興味のあるテーマに対して即座に10冊をリストできる!(本投稿記事では、本のリストは致しませんので、興味のある方は実際に手にとってみて下さいね。)
2008年、マイブームは、分野としては脳科学と心理学。知的生産術に関しては、2008年に限らず興味津々。そして何といっても、内田樹氏、岡本正善氏、佐藤富雄氏の本は読み漁った2008年でした。
後、残すところ数時間。2009年はどんな年になるのかな~
良いお年をお迎え下さいませ。
書籍紹介, 知識
中国, 佐藤富雄, 内田樹, 岡本正善, 雑誌記事
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