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Posts Tagged ‘ビジネスインテリジェンス’

以前、ビジネスインテリジェンスは将来予測ができなかったの?

2009年04月19日

既に2009年もゴールデンウェークが間近に迫ってきましたね。今年は、首都圏以外の高速道路料金が値下げされたこともあって、大渋滞が予想されているようですが、どうなりますかね・・・私はというと、ゴールデンウェークの最後の日に、「SAPプロジェクト」の本番稼動を迎えるので、簡単に休日気分にはなれませんが。

以前から、上述した「SAPプロジェクト」では、ビジネスインテリジェンスの重要性を主張していて、「BPR::Business Process Re-Engineering」なんてことよりも、重要視していたのですが、これまで満足するような結果が得られていない、というのが本音かな。システムとしての課題よりも、コンサルタントがビジネスインテリジェンスをどうとらえて、どう扱うかの方が大きな課題だと信じています。

アクセンチュアは、以下のようなニュースを公開したようですよ。ニュースは、「@IT::ビジネスインテリジェンスは失地回復するか」で確認できますが、ちょっと引用しながら私なりの感想を少々。

予測に基づきビジネスを最適化するのがビジネスインテリジェンス(BI)の本質。先の見えない時代には確実な経営のための分析、アナリティクスが求められる

ビジネスインテリジェンスに関する本質は、まったくその通りで何の疑問も持たないのですが、上記に続いて以下のように主張されていることには、ちょっと疑問ですね~

かつてのBIは過去のデータを分析し、経営幹部が意志決定できるようにするレポート機能が中心。対して、最新のBIは大量のデータを解析し、今後何が起きるかを予測、ビジネスを最適化する。

これって、本当ですか?システムそのものの機能としては、データを分析して、将来の予測もできましたよ!上記で指摘されている「かつてのビジネスインテリジェンス」は、それをサポートするべきコンサルタントが、大量の過去データを分析してレポートすることしかできなかった!即ち、システム的な課題というより、それをサポートするコンサルタントの問題だったと思うのですが・・・

BIベンダの中に各業種のノウハウが蓄積されると同時に、データウェアハウスに特化した高パフォーマンスなサーバが登場し、より高度な分析が可能になった面もある。その例としてSASとテラデータの連携を挙げた。「両社の組み合わせによって風穴が開いた。分析ツールと超並列データ処理の連携が今後注目される」

こうした表現は、まるでシステムの機能だけがこれまでの問題であった、と言わんばかりですが。確かに、サーバのパフォーマンスは、これまで低かったような気がしますが、それ以外は、例えSASやテラデータとの連携があったところで、結局は、それを支えるはずのコンサルタントの力量だと私は感じていますが。

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2009年、「クラウド・コンピューティングバトル」ってか!

2009年01月10日

「@IT::クラウド・コンピューティングバトル2009」というウェブページを発見。とても興味深い 2009年の予想をしているので、ちょっとピックアップしておこう。特に、今の私個人のビジネスにも影響がありそうだし・・・

まずは、ウェブページの出だしから・・・

SaaSインテグレーターでコンサルティングサービスを提供するAppirioは、2009年のクラウド・コンピューティングの展望について、いくつか面白い予測を立てている。端的に言えば、セールスフォース・ドットコムとグーグルのオープンクラウドが、マイクロソフトのWindows AzureおよびMicrosoft Online Servicesと壮絶な殴り合いを繰り広げるというのだ。Appirioは、エンタープライズアプリケーションビジネスインテリジェンスから、エンタープライズソーシャルネットワークまで、クラウドをめぐって大きな出来事が相次ぐと見る。

上記において、太字にしている「セールスフォース・ドットコム」、「エンタープライズアプリケーション」、「ビジネスインテリジェンス」の3つは、既に昨年から2009年度の着目として、私個人としては対策を講じている(所属している会社で対応策を検討している)ので、ちょっと安心感はありますが、もうちょっと掘り下げておく必要がありすだな。

さてさて、ウェブページにある10の予想をかいつまんでリストしておきましょう。あくまでも予想ですから、下記のリストの利用の仕方は、読者の方々に任せるとして・・・私なりの感想は、リストの後に記述しておきましょう。

  1. マイクロソフトやほかの伝統的なソフトウェアプレーヤーは、新しいが、閉じたクラウドプラットフォームへの投資を増やす。一方、オープンアプローチ派のアマゾンやFacebook、グーグル、Salesforceは、より多く、より深く「クラウドコネクション」に投資する。プラットフォームの優位性を巡るクローズド対フェデレーテッドの議論は、さらに白熱するだろう。
  2. Windows Azureは一部の独立系ソフトウェアベンダや顧客にしか受け入れられない。そのためユーザーが失望し、先行するクラウドプレーヤーに2010年まで追いつくことはできない。ただし、その頃になっても「基本的にはMicrosoft Exchangeや既存のオンプレミス、.NETアプリケーション向けの比較的ベターな基盤」にとどまる。
  3. グーグルがエンタープライズ向けに、セキュリティ、透過性、開発言語を強化し、多くの企業がGoogle Appsに群がるだろう。Google Appsを評価し、移行する企業は、現在の3倍以上になる。そうした企業の多くは、Microsoft ExchangeやOffice、Lotus Notesのユーザーである。
  4. 大手のSaaS 1.0カンパニー(SugarCRM とか NetSuite とかを想定しているらしい・・・)が倒産する。SaaSとクラウドへの投資は来年も増加するが、SaaS 1.0カンパニー(独自にSaaS製品を一から構築したスタンドアロンの会社)には行き詰まるところも出てくる。セールスフォース・ドットコムの Force.comプラットフォームがライバル企業の息の根を止めるだろう。
  5. 従業員1000人以上のサーバレスカンパニーが出現する。2009年には完全にサーバレス化する企業が増加するだろう。
  6. プライベートクラウドが流行する。プライベートクラウドについては今後も過剰な宣伝が続くだろう。だが、ほとんどの顧客は、ちょっと便利なデータセンターの程度のものであることに気付く。ただし、膨大な量のトランザクションや厳格な規制、セキュリティ要求を満たさなければならない顧客は、それなりの価値を見いだすだろう。
  7. ビジネスインテリジェンス(BI)がSaaSの次のファンクションエリアになる。ここ数年は、CRM(顧客関係管理)とHRM(人的資源管理)アプリケーションがSaaSへシフトするためのポスターチルドレンになった。同じことがオンデマンドBIによって起こるだろう。
  8. SAPかオラクルがPaaS(サービスとしてのプラットフォーム)市場に参入し、少なくとも今後数年以内に構築しようとしている新しいクラウドプラットフォームについて語り始めるだろう。
  9. 企業はソーシャルネットワークの使い方を発見する。人事やマーケティング部門はソーシャルネットワークを日常業務に応用する道を探り当て、企業は FacebookやTwitter、LinkedInなどのソーシャルネットワークに接続するビジネスアプリケーションを活用するようになる。
  10. 少なくとも1億ドルのソフトウェア製品が1つ、Force.com上に構築される。オンデマンドプラットフォーム上で大規模のビジネスを展開することは不可能だという神話は2009年、年間売上高1億ドルの可能性もあるPaaS対応アプリケーションの登場とともについに覆される。

上記をベースに自分なりに考えると・・・

2008年、私個人として CRM の動向は気になったところです。というより1996年頃から CRM に関して着目していました。しかし、「馬鹿な」コンサルタント達のソリューション優先のビジネス方法が、日本市場で CRM の勢いを抑えてしまった・・・もっと、CRM が浸透するためには、日本における「組織営業」という概念が浸透しないと・・・セールスフォースは、昨年からビジネス関係を構築しているので、情報システムの形式に拘らず、サービスを提供できるようなコンサルティングが必要でしょう。

SAP が随所に登場していますが、ERP の世界は、ますます SAP に傾注するでしょうね。既に市場では ERP と言えば SAP といった傾向があるのではないでしょうか。クラウドであろうがクローズであろうが、基本は業務改革ですから、あまり情報システムの形式にとらわれないことが重要ですね。我々コンサルタントが肝に銘じておく必要があるのは、情報システムはあくまでもソリューションである、ということ。「なぜ、そのソリューションが必要なのか」、「どんな効果を期待できるのか」、「ソリューション実施後、どんな成果があったのか」を見極める力量が必要です。

そして・・・以前から強調している「ビジネスインテリジェンス」の世界は、2009年の私の最も強調したい注目株です。特に、財務会計や管理会計との連携は、必ず市場で話題になるはず!「Panorama、PivotLink、LucidEra、Business Objectsなどが推進力になる」と予想されているようですが、既に2008年に Business Objects には着目していますが、もうちょっと突っ込んだ理解が必要かもしれませんね・・・

この金融恐慌の時代・・・IT業界は、ちょっとのんびりしていると思いますが、まさに我々コンサルタントも、優秀なコンサルタントとそうではないコンサルタントの格差が拡大していくのが、2009年なのではないかな、と予想している私です。

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2009年、企業戦略に大きな影響を与えるテクノロジー10選

2009年01月09日

アメリカの調査会社である「ガートナー::Gartner」が、「2009年の企業戦略に大きな影響を与えそうなテクノロジのトップ10」を発表した、との記事が、「ZDNet Japan::2009年の企業戦略に大きな影響を与えるテクノロジ10選」に掲載されました。ガートナーは、我々コンサルタントは無視できない調査会社ですよね(といっても、私はあまり気にしないのですが・・・)

では、その「トップ 10」をリストしてみましょう。

  1. 仮想化
    ハードウェアからソフトウェアまでの各層において、ある視点から見て下位に位置する機構を仮想的な実装として実現する姿を指す。
  2. クラウドコンピューティング
    インターネットを通じて提供されるサービスやストレージなどのコンピュータリソースを、ユーザーが特にリソースの所在を意識することなく利用するという、コンセプトのことである。
  3. (ブレードサーバの次に来る)サーバ
    サーバが進化することで、キャパシティのプロビジョニング(容量の設計や管理)が簡単に行えるようになるだろうという。このため、企業はメモリやプロセッサの能力といったさまざまなリソースの使用状況を個別に追跡し、必要に応じて増強することができるようになるという。
  4. Web指向アーキテクチャ
    Webを核とするテクノロジや標準はエンタープライズ向けコンピューティングモデルに影響を与え続けるという–今後5年間で企業におけるサービス指向環境の利用は拡大する。
  5. エンタープライズマッシュアップ
    アプリケーションアーキテクトやITリーダーはエンタープライズマッシュアップをもっと探求すべきである。
  6. 専用の機器を置き換えるようなシステム
    従来であれば専用の機器が用いられていたようなハイパフォーマンスコンピューティング分野において、異種結合されたサーバシステムを用いて処理を行う傾向が見られるようになってきている。
  7. ソーシャルソフトウェアとソーシャルネットワーキング
    企業が従来のWebサイトやアプリケーションにソーシャルな側面を付加することを検討すべきである。企業が時代の流れから置き去りにされないよう早期にソーシャルプラットフォームを導入するべき。
  8. ユニファイドコミュニケーション
    アプリケーションが標準的な既製のサーバや一般的なOSを利用したものへとシフトしていくことで、通信業界の大規模な再編が起こる。
  9. ビジネスインテリジェンス(BI)
    企業のビジネスパフォーマンスを加速、変革させ得るその力を引き続き重要視。ビジネスインテリジェンスを使うと、ビジネスから生み出されるデータを集め、十分な情報に基づいて決定を下すことができる。
  10. グリーンIT
    環境保護のための規制は厳しくなってきており、企業のデータセンター構築にも大きな制限が課される可能性がある。

個人的には、「仮想化」、「Web指向アーキテクチャ」、そして「ビジネスインテリジェンス」の3つに関しては、注目しています。というか、2008年から既にその傾向がありましたよね。今更、ちょっと遅いような気がしますが。

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