以前、本ブログの投稿記事「コンサルタントはゴルフがお好き!?:「エコ・カケハシ」開店!」でご紹介した友人の「かけさん」ですが、先日御自身で運営するショップサイト、「Cute Garden」を開始しました。
「お店はね、唯一、祖父が昔言っていた「とにかく、企業というのは、地球に優しいことを実践しなきゃいけないよ。そして、社会に貢献しなきゃいけない!」の教えを徹底して守っていきたいんだよね。利益を追求することも重要なんだろうけど、この地球にやさしいこと、社会に貢献すること、の路線を絶対にはずさない!」
これが「かけさん」の企業哲学です。この哲学を徹底していると、「地球にやさしい」と「社会に貢献する」いうことでの商品選定やサービス提供が自然と見えてくる・・・大企業が忘れてしまった「企業哲学」を改めて考え直す必要がありそうです。哲学があれば、自然と戦略が見えてくる。重要なことですね。
「かけさん」は、「地球にやさしい」から「オーガニックコットン」の商品を扱うことにした、と嬉しそうに話をしていたのですが・・・なんと、2009年5月11日の読売新聞に「オーガニックコットン」に関する記事が掲載されていました!ウェブを調べると、「YOMIURI ONLINE(読売新聞)::オーガニックコットン」として掲載されていました。
環境問題への関心の高まりを背景に、農薬や化学肥料を使わない有機的な栽培方法のとられた「オーガニックコットン(OC)」が注目されている。染料を使わない生成りの製品が多く、肌触りの優しさも特徴だ。
OCとは、3年間農薬や化学肥料を使っていない畑で栽培された綿花のこと。一般的な綿花栽培では害虫を防ぐ目的のほか、機械でつみ取る前に邪魔になる葉を落とすため、農薬が使われている。土壌や地下水への影響を考え、こうした農薬を使用しない綿製品を増やそうという動きが世界的に広がっている。
な~るほど!オーガニックコットンってそうした商品なんですね!確かに、「地球にやさしい」素材のようです。「かけさん」によれば;
オーガニックコットンは、 アトピーやアレルギーの方には特にオススメの商品です。柔らかいタオルで洗い、拭くことで、これまで感じていた痛みやストレスを軽くすることができます(Cute Garden のホームページより)
実は、「乾燥肌」の方にもとても良いそうで、つるつるになるそうですよ。オーガニックコットンに注目した「かけさん」は、先見の目があったということでしょうか。企業哲学というのは、戦略に勝るだけではなく「運」までもってくるのでしょうかね!?
見習う必要がありますよね!
人間観察
企業戦略, 日本の社長
もともと中国という国は理解できない国でしたが、これはちょっと行き過ぎじゃないのかね・・・「YOMIURI ONLINE(読売新聞)::中国、ITソースコード強制開示強行へ…国際問題化の懸念」によれば以下の通り。
制度は、中国で生産・販売する外国製の情報技術(IT)製品について、製品を制御するソフトウエアの設計図である「ソースコード[1]」の開示をメーカーに強制するものだ。中国当局の職員が日本を訪れ製品をチェックする手続きも含まれる。拒否すれば、その製品の現地生産・販売や対中輸出ができなくなる。
「外国製情報技術製品」と呼ばれるものに、ソフトウェアそのものは入らないんですよね?ただ、ニュースには、「非接触ICカードやデジタル複写機、金融機関向けの現金自動預け払い機(ATM)システムなど、日本企業が得意な製品も幅広く開示対象になる可能性がある」としているから、ちょっと気になるところですよね。
中国側は、ソフトの欠陥を狙ったコンピューターウイルスの侵入防止などを制度導入の目的に挙げる。しかし、ソースコードが分かればICカードやATMなどの暗号情報を解読するきっかけとなる。企業の損失につながるだけでなく、国家機密の漏洩(ろうえい)につながる可能性もある・・・
う~ん・・・目的が目的だけに、ソースコードの開示は全くの逆効果であるような気がしますが。それにしても、Word や Excel のようなパッケージ商品はどうなるんでしょうか。ICカードやATMに比べれば、犯罪に繋がる可能性は小さいでしょうけど。
日本を含む海外企業はどう対応するのでしょうか。個人的には、本年からスタートする中国のプロジェクト・・・基幹業務パッケージである SAP ERP を中国へ導入するのですが、パッケージそのものの扱いはどうなるの?拡張機能として自社で開発する所謂Add-onという部分はどうなるの?対応の仕方を検討する必要があるのでしょうかね!?
脚注:[1]
ソースコードとは、コンピューター用の言語で書かれたソフトウエアの設計図。企業の重要な知的財産で、ソースコードが流出すれば開発成果を他社に利用される懸念がある。マイクロソフトは基本ソフト「ウィンドウズ」のソースコードを機密情報として扱い、巨額の利益につなげた。(上記ニュースの注意書きより)
トレンド, 人間観察
ソースコード, 中国, 法律
まっ、大学教授とは、ストレスフルな仕事ということは私なりに解っていて、お酒で紛らわせたり、学生と騒いだりといろいろと、その発散方法がちょっと異常な「先生方」が多いことは知っているのですが・・・
今日のニュースを何気なく眺めていて仰天しました!
警視庁練馬署は30日、温泉施設のロッカーから財布や腕時計を盗んだとして、元財務官僚で東洋大教授の高橋洋一容疑者(53)を窃盗容疑で書類送検した。
同署幹部によると、高橋容疑者は24日午後8時ごろ、東京都練馬区の温泉施設「豊島園庭の湯」の脱衣所で、区内に住む男性会社員(67)が使っていたロッカーから、現金約5万円が入った財布や、数十万円相当のブルガリの高級腕時計を盗んだ疑い。
上記は、「YOMIURI ONLINE(読売新聞)::小泉ブレーン・高橋洋一東洋大教授を窃盗容疑で書類送検」から引用しましたが、高橋洋三といえば、小泉政権のブレーンとして郵政民営化や道路公団民営化などを推進し、安倍政権では内閣官房参事官として公務員制度改革の青写真を作成し、「さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白」などの名著がある・・・親父から「高橋洋三っていうのはちょっと変わり者だけど面白い」と聞いていただけにちょっとショックかな。
それにしても、5万円の入った財布とブルガリの腕時計で人生を棒に振った、ということになるのかな。どうして、そんな簡単な判断が出来なくなるのでしょう・・・
人間観察
高橋洋三
【追記:2009年03月31日】
千葉県知事選に関して、素晴らしく詳細を記述されている投稿記事を見つけました。「かなろぐ::メチャクチャだった千葉県知事選」がそれですが、内容は森田氏が千葉県知事選に出馬するまでの経緯に関して詳細が時間軸で説明されています。興味がある方は、是非参照して下さいませ。
【公開時の投稿記事】
昨日(2009年3月29日)は、千葉県知事選でした・・・投票前日まで森田健作氏当選の評判か高かったのですが、結局は、100万票越えの圧勝という結果でした。宮崎県の東国原知事(そのまんま東)、大阪府の橋本氏とタレント出身の知事が最近目立っていますから、森田氏の千葉県知事圧勝は、ある種当たり前なのかもしれませんね。私個人としては、「千葉県、お前もか!」といった感は拭えませんが。
大学2年生の我が娘は、「誰、森田健作って??」って、もう既に知られざるタレントと化してしまったのですね、森田氏は!「よしかわくん!」の名セリフ!?は、既に現代っ子の話題にはなっていないようです。ちょっとビックリしてしまいましたが。
それはさておき、森田氏のマニフェストを拝見すると、「成田、羽田間にリニア」とか「アクアライン 800円」とか「観光立国」とかの文字が踊っていますが、どうもパッとしませんね。この世界同時不況の最中、こうしたマニフェストは、庶民で千葉県在住の私には届きません(と、私だけが感じているのかもしれませんが)
千葉県民としては・・・
- 県内踏切「0」
- JR成田線の東京直結化と高速化
- 県内横断道路の充実
上記のようなことに興味があるのですが。千葉県は、意外と踏み切りが多く、これによって陸路が遮断されていることが多いんです(って、明確なデータがあるわけではないのですが・・・)。また、成田空港へのアクセスの悪さを指摘する方は多いのですが、JR成田線の知名度が無い・・・千葉県は内陸側から海側へのアクセスが思いのほか悪く不便です。こうした対策を打つことで、内需拡大、他県からの消費拡大等々、経済効果も期待できるような気がするのですが。
まっ、私は政治家ではありませんから、これからの森田氏の「やり方」をじっくりと観察することにしましょう・・・
人間観察
マニフェスト, 森田健作
政治には全く興味が無い私ですが(と言いつつ、必ず選挙では一票を投じている私は何なんだ!??)、政治家一人一人を観察していると結構面白い。コンサルタントの間では、「あのクライアントの上層部連中は政治色が強くて困るね~」なんていうことを「出世のためにお互いを牽制しあい、本音を明かさない」という意味で使っていますが、結局のところ政治家なんてそんなものだろうと考えているわけです。
しかし少数派だとは思いますが、政治家の中でも自分の考えをきちっと述べる方々もいらっしゃる!いわゆる派閥のトップが言いたいことを発言しても魅力を感じませんが、一党員や若手!?のポジションで自分の意見を発言する方々は結構面白い。
以前、本ブログの投稿記事、「永田町ブログ御三家!?」で御紹介した政治家の皆様の中の一人である山本一太氏は、個人的に面白いと感じている政治家の筆頭です。そのブログ「山本一太の「気分はいつも直滑降」」は、その更新頻度は尋常ではありませんから・・・
それにしても、何で面白いのかな・・・なんでそこまで人間に冷めている私が政治家である山本一太氏に興味が湧いてくるのかな・・・なんてことを常に考えていたのですが、その解答がブログの記事にありました。それは、「山本一太の「気分はいつも直滑降」::分かってますって!」にありました!
政治家として、「錯覚」も「過度の期待」もない。「人間の本質」というものは、絶対に変わらない。「究極のエゴイスト」は常に「究極のエゴイスト」だし、「嘘つき」はずっと「嘘つき」だし、「妖怪」は一貫して「妖怪」だ。(笑)
上記が山本氏の人間観、というより政治家観なんでしょう。こうした政治家観が興味をそそるのですよ、きっと。さらに投稿記事では、以下のように記述されています。
世の中に「完璧な人間」なんて存在しない。かく言う自分が「誰よりも欠点だらけの人間」なのだ。他人を批判する資格なんてあるはずがない。加えて、「戦略的互恵関係」は政治の基本だ。(ニヤリ!)
ここです!自分を評して「誰よりも欠点だらけの人間」という考え方がとても好感が持てるわけです。人間なんてちっちゃなものですから、全ての「人」は欠点だらけなんだから、失敗もするだろうし、間違った意見を主張することだってあるんですよ。逆に、全ての人間が完璧だったら、面白くないはずなんですよ、きっと。
ただ、政治家の「先生」にこうした人間観に基づいて話をする人が少ないんです。多分、政治家の皆さんに限らず、「先生」と呼ばれている方々は、ほとんどが「誰よりも欠点だらけ」といった人間観を持っていないでしょう!?
コンサルタントもま~ったく同じ!クライアントから「先生」と呼ばれ、それが当たり前と信じているコンサルタント皆さんが多いんですよね。自分の経験と指導方法をひけらかして、我が物顔でクライアントに接するコンサルタント・・・そんなコンサルタントに限って、「今の政治家は・・・」とわけも解らず政治家批判・・・もう止めませんか、そんなこと。
まずは、「人間は欠点だらけ」という基本を自覚して、そして改めて世間を見直してきては如何でしょう、「先生」と呼ばれているコンサルタントの皆様!
それにしても、山本一太氏・・・今後の動向から目が離せなくなりました。
人間観察
ブログ, 山本一太, 政治家
【追記:2009年04月04日】
上記の投稿記事と合わせて、本ブログ内の公開記事、「金融危機の今こそ再読すべき経済学の古典「10冊」」も参照されることを勝手に推奨します。リストは、池田信夫氏が雑誌に掲載したもので、私の独断と偏見によるリストではありませんので・・・
【公開時、投稿記事】
「100 年に一度の金融危機」、「世界大恐慌」、「サブプライムローン問題」、「経済危機」、「内需拡大」、「リーマンショック」、「トヨタショック」・・・ま~今の時代、まったく先が見えない状況のようでして。
世間では、いよいよ暴利をむさぼってきたコンサルティングファームが終焉を迎えつつあるようで・・・私が所属しているような小規模の企業には、これまでまったく見向きもしなかった若いコンサルタント達が慌てて門戸をたたき出しました!面接に来る若いコンサルタントは、「これまでの実績からいって私は・・・」と終焉を迎えつつあるのは我々には無関係、とでも言いたそうなとんでもない高収入を希望する!間違っているよ、君達は!
こうした時代だからこそ、我々コンサルタントは、これまでの行動を再度見直し、何が良くて何が悪いのかを十分に考えるべきではないでしょうか!?何と言っても、日本的経営に反旗を翻し、好き勝手に自分の主張をして、これまでは良い思いをしてきたんですから。これまでのコンサルタントの歴史なんて、「点」でしかなく、決してこれまで描いた「点」と「点」とを結んで「線」にしたわけではありませんし、これからの正確な「線」を描くことができるわけではないんですから。
なんていう自己反省をしながら、最近勉強している「金融危機」に関しては、資本主義やら自由主義、社会主義に新自由主義・・・更には、カール・マルクスやらケインズやら・・・むか~しむか~し聞いたことがあるようなないような。とっても曖昧な理解しかしていない概念、特に政治学や経済学、更には社会学といった分野においても曖昧で、何一つ正確な!?または深い理解が無いことに気がつくわけです。
そんな時に手に取った雑誌、「日経ビジネスアソシエ:2009年3月3日号」(2009年2月13日発売)
にはギョッとさせられました。特集2として、「今こそ名著・古典に学ぼう!」というやつで、まさに時代は名著・古典を読むべき時代になっているのかな・・・姜尚中(カンサンジュン)氏のインタビューから始まって、著名人のインタビューから60冊の名著・古典が紹介されている(60冊を実際に数えたわけではありませんが)!
今のような「教科書なき時代」にこそ、名著や古典に時代に関する羅針盤の役割を求めようとする姜尚中氏は、以下のように述べています。
単に古い本ではなく、風雪に耐えて読み継がれてきたものがいいでしょう。科学でも文学でも経済学でもいいでしょう。とりわけ今は、資本主義とは何かという根源的な問いが突きつけられている時代だと思います。その点でウェーバーは極北の人でしょう。ドイツでブームになっているというマルクスの「資本論」でもいいですし、アダム・スミスやケインズでもいいと思います。
何はともあれ、名著、古典もちょっとしたブームのようで、新訳もぞくぞくと出版されているようですから、まずは自由主義や資本主義といったところから名著、古典を選定して(どうやって!??名著を選定するのかは明確ではありんませんが・・・)読んでみようかな、と思っているわけです。
上記の雑誌における私個人で気になる名著、古典をリストしておきましょう。
60冊もリストがあるのですが、その中にはとてもじゃないけど「古典」といえないような書籍も含まれていて・・・結局はあまりリストできませんでした・・・リストは可能な限り出版日がより新しいものをリストしました。
人間観察, 書籍リスト
姜尚中, 雑誌記事
本ブログで、この投稿記事のひとつ前の投稿記事、「村上春樹氏、エルサレム賞受賞スピーチで」において、池田信夫氏のブログの投稿記事からの引用を多用して、村上春樹氏のことを御紹介しました。
その同じ投稿記事である「池田信夫 blog::壁と卵」の最後のセンテンスで以下のようなことが記述されていましたよ。
彼(村上春樹氏のこと)の小説はデビュー作が「群像」に載ったときからすべて読んでいるが、このスピーチは彼の最高傑作だ。よくやったよ、君は日本人の誇りだ。
これって、単純に池田氏が村上春樹氏を絶賛しているということですよね!?まさか「読んではいけない」書籍だから、全て読んでいるなんていうことはありませんよね・・・
そう言えば・・・
最近私がはまっている内田樹氏・・・以前(と言ってもかなり前の2004年09月21日になりますが)、投稿記事「内田樹の研究室::邪神の午後」で以下のような記述をしています。
私の「五大文学アイドル」というのは村上春樹、村上龍、高橋源一郎、矢作俊彦、橋本治なのである。
つまり、内田樹氏も村上春樹氏のファンということになりますよね。両極端に位置するお二方と思われますが、「村上春樹ファン」というところでは共通点、ということになる!?これは、ちょっとした発見でしたが、どうしてそこまで村上氏が良いのでしょうか・・・
とっても薄っぺらな人生を送っている「浅知恵」のコンサルタントである私は、これまでに村上氏の書籍を読んだことが無い・・・
人間観察
内田樹, 村上春樹, 村上龍, 橋本治, 池田信夫, 矢作俊彦, 高橋源一郎
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